ブログとGoogleアナリティクスを連携させたいんだけど、
トラッキングIDってどこにあるの?
Googleアナリティクスが2020年大きく変わったので、設定のやり方がわからない方がいるようです。
2020年に変わったGoogleアナリティクスとブログの連携の初期設定のやり方をわかりやすく解説します!
トラッキングIDの場所やプロパティIDとの違いもご説明しますね。
まずは、GoogleアナリティクスのトラッキングIDがどこにあるのかから見ていきましょう!
Contents
GoogleアナリティクスのトラッキングIDはどこで確認できる?
GoogleアナリティクスのトラッキングIDを確認する方法は2つあります。
- トップ画面から確認する方法
- 管理画面から確認する方法
管理画面から確認する方法が一般的ですが、工数が少ないのはトップ画面からの確認です。
まずは楽チン♪なトップ画面からの確認の仕方、そして、基本の管理画面からの確認方法をご紹介します。
トラッキングIDをトップ画面から確認する方法
アナリティクスのトップ画面からトラッキングIDを確認する方法は3ステップです。
- Googleアナリティクスにログイン
- 画面上部の「すべてのアカウント > プロパティ名」を左クリック
- 「プロパティとアプリ」の項目のプロパティ名の下にあります。
「UA-xxxxx」で始まるこちらのコードがトラッキングIDです。
この画面からはトラッキングIDをコピーしたりできません。
WordPressとアナリティクスの連携などコピーをしたい場合は、管理画面からトラッキングIDを確認します。
トラッキングIDを管理画面から確認する方法
管理画面からトラッキングIDを確認してコピペする方法をご紹介します。
Googleアナリティクスのトップ画面の左端のメニュー一番下の「管理」を左クリック
開いた管理画面中央の「プロパティ」欄に確認できますが、ここではコピペできません。
プロパティ内の「プロパティ設定」を左クリックして開きます。
プロパティ設定画面の「基本設定」内にある「トラッキングID」の直下に記載してあるトラッキングIDはコピーすることが可能です!
トラッキングIDとプロパティIDの違いは?
トラッキングIDは、ウェブプロパティIDとも呼ばれます。
Googleアナリティクスの1つのプロパティに1つのトラッキングIDが設定されています。
GoogleアナリティクスをWordPressと紐づけたり、Googleタグマネージャーでアナリティクスのタグを追加する時などに使用します。
GoogleアナリティクスのプロパティIDと言えば、一般的にトラッキングIDのことだと考えて大丈夫です。
Googleアナリティクス2020年トラッキングIDが変わった?
Googleアナリティクスの仕様が変わって使い方がわからない…
という方もまだ時々いらっしゃいます。
2020年10月14日にGoogleアナリティクスを大きな仕様変更があり、GA4という仕組みになりました。
2020年10月14日以前のアナリティクスのスタイルは、ユニバーサルアナリティクスと呼ばれて、今も使うことができます。
新しいGA4(Googleアナリティクス4)は、トラフィックの測定の仕方や分析ロジックが変わっています。
測定の仕方が変わったため、GA4ではユニバーサルアナリティクスのトラッキングIDは使いません。
GA4は何が変わったの?
GA4が、旧バージョンのGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)から替わったことは4点です。
- 計測の形式が変わった
- ユーザーの属性分析が強化
- 無料で細かい分析ができるようになった
- レポート画面が変わった
この記事は初心者向けの記事となっているので、本記事内での難しい説明は省略します。
前より使い勝手が良くなったってことでいいのかな?
「使い勝手」という点では、必ずしも良くなったとは言い切れません。
インターネットの世界は昔は、ページを開いて文字情報を提供するのが主流でした。
しかし、今は動画やSNSなど「ページ」という単位でのデータ計測だけでは、Googleアナリティクスを使って分析をしたい人達のニーズを満たせなくなったのです。
そんな今のニーズに対応するために生まれ変わったアナリティクスがGA4です。
しかし、ブログは、ページで文字情報をメインに提供します。
そのため、旧バージョンのアナリティクスの方が使い勝手が良い点もあるんです。
例えば、ページビューというアクセスの測定方法です。
ということで、
ブログ運営者は、旧バージョンとGA4どちらも使えるようにするのがおすすめです!
トラッキングIDと測定IDの違いは?
GA4になってトラッキングIDが変わったの?
トラッキングIDは、旧バージョン(ユニバーサルアナリティクス)のトラフィックを測定するためのIDです。
GA4では、測定IDというコードを使います。
2021年1月現在、GA4もユニバーサルアナリティクスも両方を並行して利用することが可能です。
両方使える2021年最新版のGoogleアナリティクスの設定方法を紹介していきます!
Googleアナリティクス2020年変わった設定のやり方徹底解説!
2020年に新しくなったGoogleアナリティクス、2021年1月現在、普通に設定すると新しいアナリティクスGA4を使うことになります。
しかし、設定の仕方次第で、旧バージョンのユニバーサルアナリティクスと新しいアナリティクスGA4両方を並行して使うことができるんです!
GA4では、Page View(通称PV)が見れません。
ブログは1記事ごとのページのアクセスが1つ重要な管理項目になるので、ブログ運営者にとってはPage View(通称PV)が見れないのは困りもの。
そこで、ブログ運営者は、旧バージョンのユニバーサルアナリティクスも使えるように設定していきましょう。
Googleアナリティクスプロパティの設定方法
Googleアナリティクスの公式サイトを開いた画面中央の青いボタン「設定を開始」を左クリックします。
開いた画面でアナリティクスの設定をしていきます。
設定するのは3ステップです。
- アカウントの設定
- プロパティの設定
- ビジネスの概要設定
アカウントの設定
アカウント名を付けて、「次へ」の青いボタンを左クリックします。
アカウント名は、サイトのURLなどシンプルでわかりやすいものがおすすめです。
例 https://82sorelle.com
プロパティの設定
プロパティ名の設定をして、場所と通貨の設定を変更します。
プロパティ名は、アカウント名と同じで、サイトのURLなどシンプルでわかりやすいものがおすすめです。
例 https://82sorelle.com
場所は、アメリカ合衆国になっているので、「日本」に変更します。
通過も、米ドル(USD$)になっているので、「日本円」に変更します。
「次へ」を押す前に、ユニバーサルアナリティクスの設定をしましょう。
ここまでできたら「次へ」という青いボタンを左クリックします。
ユニバーサルアナリティクスの設定
「詳細オプションを表示」という青い文字を左クリックします。
詳細オプションの設定は4点あります。
- 「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」の右にあるグレーのボタンを、左にスライドして青色にします
- ウェブサイトのURLを入力/コピペします
- Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスのプロパティを両方作成するを選択します
- Googleアナリティクス4プロパティの測定機能の強化を有効にするのチェックを外す
ウェブサイトのURL入力は、URLの頭の「https://」はすでにあるので、それ以降を入力しましょう。
④のチェックを外すのを忘れないようにして下さいね。
ビジネス情報
ビジネス情報は3ステップです。
業種、ビジネス規模を選択肢し、Googleアナリティクスの利用目的を選びます。
どれを選んではダメ、どれを選ばなければダメということはありませんので、素直に回答して大丈夫です。
↑参考までに今回の私の設定はこんな感じです。
ここまでできたら「作成」という青いボタンを左クリックします。
Googleアナリティクス規約に同意する
Googleアナリティクスの規約に同意する2ステップはこちらです。
- 地域を選択(アメリカ合衆国→「日本」に変更)
- 同意する
チェックを忘れずに入れてから、「同意する」を左クリックします。
アナリティクス側の設定はこれで完成です!
Gooleアナリティクスとブログの連携方法
Googleアナリティクスの設定が完了したら、ブログとGoogleアナリティクスを連携させていきます。
アナリティクスとブログを連携させる方法として、初心者さんにおすすめの一番シンプルな方法をご紹介します。
Googleアナリティクスのグローバルサイトタグを、ブログに設置する方法です。
- グローバルサイトタグをコピーする
- ブログのテーマエディターを開く
- ブログのテーマヘッダーを開いてコピペ
プラグインで設定する方が簡単?
プラグインを使う方法もありますが、プラグインはプラグイン同士やワードプレスのバージョンとの相性が悪いと変なエラーが起きてしまいます。
プラグインにはトレンドがあり、その時ベストのプラグインが入れ替わることも多いです。
そのためプラグインは、必要最低限にするのがおすすめなんです。
グローバルサイトタグをコピーする
グローバルサイトタグは、Googleアナリティクスの「管理」にあります。
Googleアナリティクスの管理を左クリックして開きます。
管理が開くと、画面が3つに分かれています。
左から「アカウント」「プロパティ」「ビュー」
ここで使うのは「プロパティ」です。
※もし他のアカウントをお持ちの方は、アカウント名の右端に小さな黒い三角(▼)をクリックすると、今回設定したいアカウントが選べます。設定したいアカウントを選んでから次のステップに進んでください。
プロパティ名を左クリックすると、ユニバーサルアナリティクスとGA4が選択できます。
「UA-xxx」で始まるユニバーサルアナリティクスを選択します。
プロパティが「UA-xxx」で始まる表示になっていることを確認したら、
プロパティのメニューの上から4つ目「トラッキング情報」を左クリック。
開いたサブメニューから「トラッキングコード」を選択します。
開いた画面のグローバルサイトタグを全部コピーしてください。
ブログのテーマエディターを開く
Googleアナリティクスの「トラッキングコード」をコピーしたら、ブログでの作業をしていきます。
ブログのワードプレス管理画面で、「外観」→「テーマエディター(テーマファイルエディターという表記の場合もあります)」を選択します。
開いた画面ですぐにメッセージ画面が出ますが、青いボタン「理解しました」をクリックしてください。
ブログのテーマヘッダーを開いてコピペ
一切他のところは触らずに、右端のグレーのメニューから「テーマヘッダー」を選びます。
ここはブログのデリケートゾーンなので、必要なところ以外は触らないように注意してくださいね!(でも緊張しすぎず、注意だけ払ってやっていきましょう♪)
テーマヘッダーが開いたら、画面にコードがいっぱいですが、理解する必要はありませんので、ご安心を。
やることはたった1つ、「</head>」を探してください。
上記は私のワードプレス画面ですが、左の数字は人によって違うので参考にしないでくださいね!(101に「</head>がなくても問題ないです)
</head>が見つかったら、
</head>の直前に、先ほどGoogleアナリティクスでコピーした「グローバルサイトタグ」を貼り付けます。
グローバルサイトタグを貼り付けたら、画面一番下の左側「ファイルを更新」という青いボタンをクリックします。
「ファイルの更新に成功しました」と出たら、グローバルサイトタグの貼り付け完了です!
ちゃんとできたか確認してみましょう
ワードプレスの左上のお家マークにカーソルを持ってくると「サイトを表示」と出ます。
左クリックしてください。
ブログのトップページが開きます。
開いた状態で、Googleアナリティクスのトップページを開きましょう。
Googleアナリティクスのトップページの画面右側の青いところに注目してください。
「アクティブユーザーのリアルタイム」が0ではなく1になったらOKです!
Googleアナリティクスとブログの連携完成です!
Googleアナリティクスとブログの連携で注意すること
テーマにアナリティクス設定機能がある場合
テーマによってはより簡単な連携方法もあったりします。
しかし、テーマを変えるとぐちゃぐちゃになってしまった…という声もありました。
実際に、私も経験があります。
- 古いテーマは機能面やデザインに不満で、新しいテーマに変える!
- 無料テーマから有料テーマにグレードアップ!
- デザインがかわいいテーマを見つけたので変更!
といったことはよくある話です。
今回上記で紹介した方法なら、どのテーマでもそのまま使える設定なので、設定系苦手な初心者さんも安心です!
プラグインを使った設定をする場合に理解しておくべきこと
プラグインを使う方法もありますが、プラグインはプラグイン同士やワードプレスのバージョンとの相性が悪いと変なエラーが起きてしまいます。
プラグインにはトレンドがあり、その時ベストのプラグインが入れ替わることも多いです。
そのためプラグインは、必要最低限にするのがおすすめなんです。
また、上記の方法をした後に、All in One SEO Packなどプラグインで追加設定すると、アナリティクスの数値がダブルカウントになったりします。
ページの離脱率が0という場合も、二重連携してないかを疑ってみましょう。
自分のIPアドレスを除外設定する
正しいアクセスの数字を把握するためにも、自分のIPアドレスは除外設定するのがおすすめです。
今日は10PVのアクセスがあった!と思っても、実はそのうち7PVは自分だった…
ということも最初のうちはあります。
自分のブログの成長を正しく判断するためにも、自分のIPアドレスを除外設定しておきましょう。
手順は3ステップです。
- Googleアナリティクスの管理画面を開く
- フィルターを作成する
- 自分のIPアドレスを設定する
アナリティクスの画面左下にある歯車マークから「管理画面」を開きます。
アカウントの項目から「すべてのフィルタ」を開きます。
開いた画面上部の赤いボタン「フィルタを追加」を左クリックします。
フィルタ名:自分のIPアドレス除外
フィルタの種類3つの選択は下記の通り選択します。
- 「フィルタの種類を選択」:除外
- 「参照元かリンク先を選択します」:IPアドレスからのトラフィック
- 「式を選択します」:等しい
IPアドレスの入力は、まず下記のリンクより自分のIPアドレスを確認します。
表示されたIPご自身のIPアドレスを、アナリティクスのフィルタ設定画面の「IPアドレス」にコピペします。
画面下部の青いボタン「保存」を左クリックして完成です。
アナリティクスとサーチコンソールの連携方法
Googleアナリティクスとブログの連携が完了したら、次は、ブログとGoogle Search Console(サーチコンソール)を連携させていきます。
Google Search Consoleとは、自分のブログについて、自分のブログを訪れるユーザーについての情報を無料で得ることができるサービスです。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)は、ブログ運営者の間では「サチコ」と呼ばれています。
優良ブログの運営には欠かせない必須アイテムなので、アナリティクスの設定が終ったら必ずサチコの設定と連携も行いましょう。
設定手順
サチコの設定は2ステップです。
- サイトを追加
- 所有権の認証
まずはあなたのGoogleアカウントでサチコの利用を開始して、あなたのブログをサチコに追加登録します。
サーチコンソールを開いて、青い「今すぐ開始」ボタンを左クリック。
開いた画面の右「URLプレフィックス」に、あなたのブログのURLを入力して「続行」ボタンを左クリックします。
プロパティの追加で、ブログのURLを入力します。
「所有権の確認」画面では、画面を下に進みます。
「その他の確認方法」の中から「Googleアナリティクス アカウントを使用する」を選択して開きます。
『確認』ボタンを押して、緑のバーの「所有権の確認ができました」と表示されたら完成です!
まとめ
GoogleアナリティクスのトラッキングIDはどこにあるのか?から始まり、
2020年Googleアナリティクス大きく変わった後の最新のアナリティクスの初期設定のやり方を詳しくお伝えしてきました。
無事にあなたのブログのアンリティクス&サーチコンソールの設定もできたのではないでしょうか?
サーチコンソールの設定は、他のやり方もありますが、このやり方が一番簡単で間違いがなくおすすめです!
私も2020年Googleアナリティクスが変わったあとに立ち上げた新しいブログは、このやり方で設定しましたよ。
トラッキングIDとプロパティIDの違いもわかってスッキリした~!
ブログとGoogleアナリティクス&サーチコンソールの連携初期設定ができたら、使い方も少しずつ覚えていきましょうね。
Googleアナリティクスとサーチコンソールも活用して、データを分析しながら、ブログ運営していきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。